着実なSMO重要視への流れ
昨日6月12日、Yahoo!検索結果に、Yahoo!ブックマーク利用者によるブックマーク登録者数表示機能が追加されました。SEOによる検索順位上位表示だけでは表すことのできない、サイトやページの価値を明示する流れがここにも見えます。

上の画像のマーカーを引っ張ったところが該当部分です。現在このページをブックマークしているユーザがどれだけいるのかを表示しているわけです。昨日始まったばかりの事なので、まだ気付いていなかった人も多いのではと思いますが、これから徐々に浸透するにつれ、検索順位だけではわからないサイトの信憑性の高めてくれる補助的要素になってくるだろうと思います。
もちろんマーカー部分のリンクをクリックすると、「○○人が登録」という数値による客観的な視点だけでなく、どういうユーザーがブックマークしているのか、またそのページに対するコメント、あるいはブログ記事まで、ユーザの主観を含めた面も覗き見ることが出来るようになっています。
自分のサイトが全く誰にも見向きもされないサイトになってしまわないか?と、不安に駆られる時代になってきました。小手先のSEOなんかやめて、今すぐサイトコンテンツの充実に心血を注いでいくべきですね…。
ニコニコブックマーク(仮)は…
今まで見たこと無かったタイプのソーシャルブックマークサイト、ニコニコブックマーク。
どういうものかというと、サイトのキャプチャ画像にユーザが付箋でコメントを貼れるというもの。かなり危ないことに使われそうなのは想定の上でやっているだろうとは思いますが、すでにかなりの状況になっています
例えば、こんなページが・・・
その他どれもひどいもんです。まだ2日目ですが、パッと見8割くらいは登録からして“中傷、荒らし”目的としか思えない内容…。ニワンゴさんの管理は相当ハードになってくるだろうなぁと。
キチンと想定された本線へ軌道修正することは可能なのか?しばらく静観してみたいと思います。
ソーシャルブックマークとSEOとの関係
先日よりのWeb2.0のお話の続き、重要キーワードの3回目です。インターネット上にお気に入りサイトを保存し公開共有するという、ソーシャルブックマークのお話です。
SBM ソーシャルブックマーク
Social Bookmark・・・利用者が「このページ便利」「今時間が無いけど、あとで読みたい!」と思ったページを、ウェブ上の公開エリアに保存しておくことで、多くの人とそのブックマークを共有することが出来るサービスです。このサービスではほとんどの場合、ユーザがあとでそのブックマークを見たとき、分かり易いようにタグと呼ばれるキーワードをつけることができ、他人がそれをみつけやすくする機能があります。
等が有名どころでしょうか?
最近ではほかにも多くのSBMサイトが立ち上がっていて、ブックマークの多い優良サイトをランキングしたり、優良サイトをいち早く登録(紹介)するユーザのランキングを出したりと、その利便性を競い合い、より質の高いサービスに変化しています。
まずはその意義について考えて見ましょう。
企業の視点でいえば、一人の優秀な社員の持つ情報は彼一人の資産ではなく、チームや会社全体の共有情報とすることで、全体の活性化につながる、という考え方はありますよね?それと同じです。仕事がすごくできる人と同じブックマークを共有できたら、同じようにプレゼンできるようになるんじゃないか?同じようにアイデアが浮かぶ可能性が広がるんではないか?同じようにスピーディに仕事を進められるようになるんじゃないか?を解決してくれるかも知れないですよね。
一人のネットユーザとして考えて見ますと、「今話題の商品は何か?」「自分のまだ知らない便利なウェブサービスはないか?」を他人のブックマークから教えてもらえるわけです。
私が受ける特徴について少し考えてみます。
SBMにはユーザによる主張(=「このサイトいいから見て欲しい!」のようなこと)はあまりありません。ほとんどの人が自分が後で分かるように分類する程度で、コメントをワザワザ書いたりしません。なので単純にどのページにどのくらいブックマークしている人がいるのか?がページやサイトの有用性を示す数値となって出てくるとも言えます。
ブログやレビューのように主観の入ったものでないわけなので、非常に客観的に判断できる仕組みで、googleなどの検索エンジンのページランクの考え方に近い気がします。数値で判断できるので、どのSBMサービスも、ランキングが出しやすいですよね。
ブロガーさんや企業のウェブ担当者さんとしては、自分のサイトの価値の上昇にはこのソーシャルブックマークは非常に大きな効果を発揮するということに気付かないといけません。世間の多くの人に、「この情報、このサイトはブックマークしておくべき」と判断されるサイトは、優良なサイトであるに違いないと、検索エンジンも当然判断します。またユーザが自分のために分類するさいにつけるタグが、キーワード関連性を高めます。そう、つまり単純な被リンク数の上昇だけではないSEO効果も、SBMには期待できるわけです。
他にも知っておくべきキーワードはたくさんあるかもしれませんが、あまり広く知るよりは、この3つの理解、そしてそれを自社の業態に絡めていけるかを考えられたら、そのほうがより建設的です。あまりに早く進む業界で、そのスピーディさに惑わされてしまいそうですが、重要なのは新しいことを知ることだけでなく、自分なりに解釈し取り込んでいけるようになることのほうですから。
WEB2.0 CGMとは
先日のWeb2.0のお話の続きです。前回は基本的なことをお話しましたが、今日からは世間を飛び交っている用語に関する説明をしていきたいと思います。「参加する人によって生成さるメディア」と「参加型のシステム」という事を何回も言いましたが、これを明確に表した用語がCMGです。
CGM(シージーエム)
Consumer generated mediaつまり、消費者によって創造されるメディアのことです。Web2.0はもうこれがベースだと私は勝手に思っています。
ブログは爆発的に広がっているので誰もがご存知のことと思いますが、もちろん個人の単なる日記システムではありませんよね。それぞれの発言は様々な人やシステムとつながっていて、包括的に見ると強大なクチコミメディアといえる存在になってきています。
また、ミクシィなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)では、同じ興味を持つ人のつながりがどんどん生まれています。ハテナブックマークに代表されるようなソーシャルブックマークサービスなども、非常に影響力のあるメディアといえるようになって来ました。これらのメディアは私たちの欲求を非常にうまく解消してくれます。知りたかったことや探していたものをgoogleのような検索エンジンよりも、速く的確に教えてくれることもありますし、もしくはもっとすばらしいことに知らなかったこと、知るべきだった何か、に気付かせてくれます。
つまり消費者の集合体によって生み出されるメディアは、とにかくそのスピード、また嗜好者への伝播力の高さは凄まじいものがあります。またそのほかの特筆すべき特徴としては、CGMの生み出すコンテンツは多くの消費者のさまざまな主観・視点が反映されたコンテンツなので、信憑性が高いという事だと思います。良いことだけを謳った商品広告や製品情報サイトなどの一方的な押し付けの情報でないので、当然です。企業やサービス提供者としては慎重に付き合わなければいけません。
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高橋 誠尚



