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6月
19

XOOPSサイト、拡張性の甘い罠

私はXOOPS(ズープス)というCMS(コンテンツマネジメントシステム)のデザインを制御するテーマセットというものを配布していることもあり、このXOOPSを利用したサイト構築や運用に関する相談を受けることが多々あります。多くXOOPSユーザさんが陥る問題点、それはその高機能さや拡張性の高さによって、管理が行き届かなくなり、サイトの明確な方向性が失われていってしまうことです。

XOOPSは大変よくできたCMSで、特徴としてはコミュニティサイトやポータサイトを作り出せるような様々な機能部品=モジュールが数多く存在している点です。

  1. ニュース配信
  2. ダウンロード
  3. アンケート
  4. リンク集
  5. スケジューリング
  6. ブログ
  7. オークション
  8. ウェブメール
  9. フォーラム
  10. 商品レビュー
  11. Q&A
  12. wiki
  13. 天気情報
  14. ショッピングカート

など等、ありとあらゆる機能が拡張可能なモジュールとして存在しています。

ただこの多機能性と拡張性の高さがあだとなり、管理の複雑化や肥大化を生み出してしまい、サイト運営者にとって便利なはずのCMSが重い労働になってしまっていることもしばしば…。そしてもっとも不幸なことは、サイトとは関係ない機能(モジュール)の放置により、一番考慮すべきサイトの目的があいまいとなり、適切なプレゼンテーションが出来ず、ユーザが離れていってしまっている現実を直視できない管理者がいらっしゃる事です。

もしすでにXOOPSなどの、簡単にサイト構築が可能で、かつ拡張性豊かなCMSを会社やお店のサイトとして使用されていて、

  1. 営業や販促の担当者でなく
  2. 単純にパソコンに詳しいから
  3. プライベートでもホームページをつくっているから詳しいだろう

などの理由で管理者を選定し、サイト管理を委ねている場合、かなりの高確率で危険な状態にあると思います。

機能(コーナー)だけは多く存在するが中身はほとんどなかったり、あるいはサイトの目的にそぐわない内容になっていたりしませんか。ユーザにとって不可解なコーナーがいくつもあれば、サイトはもとより企業自身の信頼性を下げ、多くの見込み客を逃していくことつながってしまいます。是非一度サイトを構成する“コンテンツ”の視点で、モジュール構成を見直してみることをお勧めします。必要の無いコーナー、いらないモジュール、いっぱいありませんか?

無駄なモジュールを排除しシンプル化すると、

  1. 管理がスムーズになり
  2. サイトの目的が明確になり
  3. コンテンツが整理されることで説得力を高めることが出来
  4. ユーザビリティが向上し
  5. ユーザの満足度が向上し
  6. アクションを誘発させ
  7. コンテンツ作成やユーザへの対応にかける時間が増大し
  8. 最終的な目的達成がなされる

など、良いことが次々と起こってくるはずですよ。

もちろんそれ以外にも、

  1. サイト構築時の費用の圧縮
  2. 管理コストの削減
  3. セキュリティ性の向上

なども大きなメリットと言えます。

機能よりもまず目的とコンテンツをしっかりと見据え、拡張性の誘惑には自分との相性をよく吟味してから…という事で…。

※趣味や試行錯誤の段階で、様々な機能を持ったモジュールを試すことはとても重要なことだと思います。その中で本当に役立つモジュールを発見したり、新たなサイトコンテンツを思いついたりすることもありますので。

8月
3

CMSのメリットはもっとある

さきほどは、CMSがウェブサイトを運営するにあたってその更新業務を行いやすく、スピーディにすると説明しました。しかしCMSのメリットってそれだけではないんです。筆者の考えうるものをいくつか紹介します。

CMSメリット
スピーディな情報発信が可能になる
業者とのやり取りが減る(運営の簡略化とランニングコスト削減)
デザインとコンテンツデータが別々に管理可能なので、リニューアルもスピーディ
社内イントラネットや、特定クライアント向けのエクストラネットなどにも使える(CMS本来の目的はコンテンツの管理、つまり情報を蓄積して再利用できる形で保存するだったりします。だから本当は製品資料や技術資料等を体系的かつ先を見据え戦略的に管理しようというものなんです)
社員の参加意識が高まる(ブラウザから更新できるので、管理権限をもったIDとPassを与えれば誰もが更新可能)
管理担当者を各カテゴリごとに割りふりなども出来るので、業務分散が可能(「採用ページは人事の○○ちゃんやってね♪」)
社員の士気が高まる(自分が更新をすることにより、本来の目的を深く理解することにも繋がる)
IT活用意識の全体的な底上げ(各担当者での競争も)
明確な数値でのアクセス解析や問合せ、商談の数などを社内共有できる(達成感により、上昇のスパイラルへ!)

と、ざっとあげてみても、こんなにあります。
「でも、高いんでしょ、そんなすごいシステム…」
って思いますよね。インターネットが世間にもてはやされるようになったころからCMSの考え方は既にあって、資金力のある企業は、大金を投じてCMSを開発・活用していました。1ライセンスX百万なんていう商品もいまだにあります。しかし我々もこうしたものを取り込まないと土俵にすら上がれなくなってしまうような時代が押し迫ってきています。それを感じてか(もちろんそこにビジネスチャンスを見出したからでもありますが)、リーズナブルに利用できるCMS、あるいはソフトウェア自体は無料で利用できるものが出回るようになってきました。いくつかご紹介しましょう。(世界中にはいっぱいあるんですが、日本語で使いやすいものだけを選びました)

7月
28

CMSとは(コンテンツマネジメントシステムとは)何だ?

簡単に言うと、サイト運営をスピーディにするシステム。もっとちゃんと説明するならば、文章や写真などのデジタル・コンテンツを集めて、加工して、実際のホームページ上に追加したり、更新したりする仕組みのことです。(本来は情報の煩雑化を解消する目的でホームページの制作にかかわったことのある方はだいたいの流れを理解していると思いますが、復習してみますと、

  • サイトの基本構成の決定(運営責任者やプロジェクトメンバー)
  • 各コンテンツの必要要素の洗い出し(各担当者)
  • 取材・執筆(ライター)
  • 撮影・編集(写真/ビデオ)
  • ページ加工(デザイナ/エディタ)
  • 動的コンテンツの場合のプログラミング(プログラマ)
  • 確認・校正(各担当者/最終責任者)
  • 修正・公開(ウェブ制作最終担当者…通常はデザイナーもしくはプログラマが行うことが多い

とこんな流れになってますよね。
最近では、このややこしい流れをもっと簡潔に、そしてスピーディーに行いたいという要望は、しごく当たり前のようになって来ているはずです。

社 長: 「おぃ!まだうちのホームページ更新されてないじゃないか?」
担当者: 「あ、はい。外注のデザイン会社にFAX送ってあるんですが」
社 長: 「それで、いつ更新されるんだ?」
担当者: 「すぐ確認します。」

な~んて事、よくありませんか?
これではせっかくウェブサイトを公開している意味がありませんよね。一番スピードのある媒体のはずなのに…。

インターネットで情報を発信する側に立ったとき、提供する情報の新鮮さを意識しなければ危険です。そうそう、TOPページにWhat’s NewやTOPICSが載っている企業サイトっていっぱいありますよね。みなさんのサイトは最新NEWSなどの更新日付は1年も前…なんて状態になってませんか?これは見る側(来訪者)に対してとっても良くないイメージを与えてしまっているんですが、お気づきですか?見る人が見れば「な~んだ、ITに力入れてますなんて言ってたけど、HPは業者にまかせっきりで、全然ホンキじゃないね、この会社!」なんて感じてしまってるはずです。その見てる人が営業さんが必死でアプローチした見込み客の購買担当者だったりして…。良くある話です。

新しい情報を発信するという目的で無いなら、What’s NEWなんてコーナー作らなきゃいいのに、とも思いますけど、「どんどん新しい情報を出していかないとサイトつくる意味ないですよ!」と初めは思うし、制作側の人たちもそう提案するはずです。だけど上で書いたような面倒な流れだと、どうしても頻繁に行えなくなってしまうんです。これが業務になっちゃうんで。通常大企業でもない限り、ホームページを担当する人は本業の片手間でやっているはず。であれば、こうした業務の流れを簡単にして、もっと周りを巻き込めるような方法に変えればいいんです。もっと簡単に、しかも面倒じゃなく、楽しくなるような方法に。それを実現する一つがCMSだといえます。

どうですか?CMSに興味湧いてきましたか?

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WHO’S WRITING

Masanao Takahashi photo by Shin Miyoshi
HN
taka
本名
高橋 誠尚
出身
群馬県
職業
ウェブプロデューサー / ウェブディレクター
一言
ここは息抜きスポットの予定なんで、皆様どうぞお手柔らかに♪

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