もう、iPhone一色。
6月29日、米国各地時間帯の午後6時にiPhoneの販売が始まりましたね…。全米のブームもさることならが、日本のメディアの飛びつき方もすごいですね。CNET Japanなんて、トップページの記事、全てiPhoneです…。
そんなメディアの加熱報道の中、面白いのはこの記事。
■フィラデルフィア市長、iPhoneに前日から並んでいるところを見つかる – Engadget Japanese

批判にもさらされているようですが、彼の心意気に感動です。(笑)
人間探究心を忘れちゃいかんです。
GPS携帯や車載ブラウザで何が変わるか…
先日GPSを利用したスタンプラリーサイトittemiaを紹介したので、今後登場してくるであろうGPSを利用したウェブサイトについて考えてみます。
「PC用サイトとは別建てで携帯サイトをきっちりつくるべきか?」
このところ立て続けにこのような質問を寄せられることがありました。やはりiPhoneの発売がわくわく感を誘い、今後のあり様を示しているようにうつるためでしょうか。それとも実際に携帯のフルブラウザで、PCサイトをそのまま見る機会が増えてきているためなのでしょうか。
携帯サイトもあったほうが良いのは当たり前ですが、あえて別でつくらなくても良い時代になってきたのか、という趣旨の質問です。最近の情勢の変化を踏まえても、確かに微妙なトコロです。
この業界にいると一人で先走ってしまうという危険がはらんでいるので、主観は捨ててまずは全体背景を俯瞰で見てみましょう。総務省発表のこちらの資料、とってもお奨めです。
とくにPDF資料なかなか良い情報がつまっているでしょう?
今回の質問のポイントの視点で見てみますと、
- 携帯・PHS及び携帯端末からの利用者は昨年からほぼ横ばい
- 携帯・PHS及び携帯端末からのみの利用者数は64%も減少している
- 携帯電話でのインターネット利用は、10代20代では約60%が毎日すくなくとも1回は利用
- 携帯電話でのインターネット利用は、30代~60代半ばでも平均43%程度が毎日すくなくとも1回は利用
- 携帯電話でのインターネット利用の目的は、メール受発信、電子掲示板の閲覧・書込み等が約6割
- 携帯電話でのインターネット利用の目的:電子掲示板以外のホームページ閲覧、メールマガジン受信等が28%
読み取れるのは、携帯からのみのユーザが激減した…つまりPCでもインターネットを利用するようになり、場面に応じて使い分けする人が増えているということ。そしてコミュニケーション用途の利用が携帯では圧倒的だということ。また携帯でのインターネット利用は減っていく傾向には無いこと。このあたりが気になるところです。
さてさて、携帯からの利用目的で、情報入手というのが28%あるのですが、操作利便性や情報の網羅性など踏まえれば、もし目の前にPCがある状況であれば、わざわざ携帯から情報入手しようとする人はまずいませんよね。(PC・携帯双方からインターネットを利用するユーザが増加したということは、先ほども触れたように場面に応じて使い分けが行われている、ということです。)
携帯から情報入手したい事というのは、おそらく出先での突発的な衝動が多いので、そのタイミングでどういう情報を提供するとユーザを満足させられるか、そこを考えるのが問題解決の一番の近道だと思います。いくらフルブラウザが主流になってきたとしても、そのとき必要ない情報は、邪魔でウザイ存在に感じてしまうはずですし…。
実は携帯端末対応として最も意識しておきたいのは、今後もどんどん登場してくるであろう情報集約的サイトや消費者情報(クチコミ)によるコミュニティなど、外部サイトの活用のほうだと私は考えています。GPS携帯が主流になっていくであろう今後、位置情報という付加価値を加えると、さらに携帯端末の持つ利便性、そしてそこから得られる情報価値はどんどん高まっていきます。企業や店舗が個々で用意できる情報は基本的には単なるデータですが、位置情報とともに扱われると、ユーザにとってとても意味ある情報になり得るからです。
位置情報と周辺情報の網羅性のある集合データ、多くの人のクチコミの信憑性、そしてユーザの志向・要求・要望、これらがあいまって最適の提案を導き出す、そんなサービスがどんどん登場してくるはずです。まさにコンシェルジュというコトバがピッタリ!?
こう考えると、コンシェルジュさんにどう掛け合っておくかが重要なことはすぐにお解りいただけると思います。
特徴、客層、好評な要素…シンプルだけれども、誰かに薦める時の判断基準となるような要素を分析しておくと良いかもしれません。
GPS携帯でスタンプラリー?Ittemia(イッテミア)
日立製作所がはじめたWeb2.0的GPS連動サイトIttemia(イッテミア)が面白そうだ。

サイトによれば、
Ittemiaはみんなで「おでかけミッション」を作ったり、参加したりするサイトです。
「おでかけミッション」はGPSケータイがあれば誰でも参加できるスタンプラリーです。
ん?何っとも思えるシンプルな説明、しかし一言で好奇心と冒険心を煽り立てるとてもステキな説明でもありますね。公開から2週間がたち、登録したスタンプラリーを達成する人も出てきました。なんか楽しそう…という事で私もちょっと作成してみました。
以前からやろうやろうと思ってやってないことを登録すると少しはモチベーションが上がるかな?という事で、「日本産業革命の原点をめぐる(富岡製糸場と絹産業遺産群)」。

堅すぎて誰も参加してくれなさそう…。まず十中八九自分だけのような気がします。
もう一つは「外回り時についついよってしまうラーメン店」。

こっちの方が楽しみを共有できる人が多そうです。
まぁこんな感じでつくってみることで、このサービスの方向性が若干は判ってきた気がします。まずは個人のウィッシュリスト的な使い方がスタートには分かり易いと思いますが、徐々にコミュニケーション性が高まっていくでしょうし、そうなるとさらに面白いでしょうね。
そんなに人はまだ集まってきてはいませんが、市町村での観光ガイドなんかにはもってこいですね。テーマ別や時間別などでスタンプラリーをつくってあげると、とってもいいかもしれません。
2ちゃんねる実況中継 「ある大学であった授業」に思ったこと。
2ちゃんねる実況中継 ある大学であった授業が盛り上がっているもよう。はてなブックマークでのブックマーク数がすごいので、どんな話なのか読んでみた。(みなさんも是非呼んでみてくださいね)
学生の時ならどう受け止めただろうか…。
歳をとった今としては、素直には納得できなかったり。もしこの続きを語ることが出来るなら、私ならこういうかもしれない。
大きな岩のほうが大切なことは、いろいろ詰め込んだ後になってからでないと気付かないことのほうが多い。
もし君たちの壷がいっぱいになっているなら、砂利や砂をこぼしてしまえばいい。
何かをやり直したり、新しいことを始めたりすることに、遅すぎるなんてことはないから。
そもそも壷の大きさなんて、もともと無いんじゃないか?
君がもうこれ以上詰め込めないと思っているなら、それは自分が抱え込むのを諦めただけのこと。困難や変化を怖がっているだけのこと。
本当に大切なことに気付いたのなら、自分に正直になればいい。
そう、解決するのは自分次第。
えらそうなことをいえる歳でもないが、そういう場面は何度もあった。これからも幾度となく訪れるに違いない。ただ私はその場面に遭遇していることに気付ける自分でいつづけられるだろうか。そして最も怖いのは、その時自分がきちんとした選択が出来るかどうかだ。
事例に学ぶSMOとその倫理感(SMOスパム)
はてなブックマークにおいて、安江工務店さんのサイトに対して、社員と思われる人からのブックマーク登録が異常に多いため、他会員からスパムでは?という反応がすごいようです。
煩悩是道場さんがこの件に関し、直接安江工務店さんとやり取りをした経緯を記事にされています。ここで内容を抜粋することは関係者様たちにとって有益とは思えないので、是非記事全文を読んでいただければと思います。
SEOが一気に取りざたされる様になったとき、同じように倫理観を無視したテクニックが横行したことを思い出しはしませんでしょうか?
もちろん今もカタチを変えながら行われていますけど。安江工務店さんにはその狙いは無かったわけですが、多くの人の目に付くためのスパム行為が、ソーシャルメディアの中で行われていることも事実でしょう。
はてなブックマークのようなソーシャルブックマーク、あるいは他のCGMもそうですが、ソーシャルメディアの生み出す情報は、基本的には一般の大衆、そしてクチコミのように人の主観の入った評価によって、その信憑性や信頼性が生まれるものです。しかしながらこうしたソーシャルメディアサイトでは、簡単にアカウントを取得でき、多くの人の目に付くためのスパム行為が簡単に出来てしまいます。
人を集め情報を集めなければ、サイトの価値も情報の価値も上がりませんが、垣根を下げれば下げるだけスパムが横行しやすくなるという、サービス提供者としては非常に苦しいジレンマの状態にあるように思います。
この記事を書いている時点では、はてなさんの対応も遅れているようです。もともとあった問題ですが、ソーシャルメディアの重要性が高まりSMOが一般化しつつある今、ルールの抜け道を付くようなSMOスパムとの戦いも、本格化してきたな、という感覚を覚えます。
「倫理的に良くない」ことを行っても、やったもん勝ちな結果が出てしまうこの状況は、あまり長く続いて欲しくないですから…。
やってはいけないSMOスパム…そのうちまとめてみたいもんですが、今こんな記事を書くと「まだ罰せられずに出来る!」と思うような人がいると思うので書けませんけど。法の抜け道を考える弁護士みたいに考えては危険です。ウェブ担当者は倫理感をもってSMOと付き合っていかなくてはなりません。
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高橋 誠尚


