2006/9/22 金曜日

WEB2.0 ロングテール

先日よりのWeb2.0のお話の続き、重要キーワードの2回目です。今回は商売人にとっては一番グッと来るコトバ?ロングテールのお話です。

ロングテール
通常の商品販売の場合、「おおよそ20%の商品が80%の売上を占める」ということが言われます。店舗などのスペースの制約があったり、少量仕入れによる価格の魅力低下等を考えれば、当然のことです。しかしながら、インターネットの普及された現社会においては、そうとは限らず、それが逆転する場合もあります。

リアルの店舗に行って探しても見つからない商品・・・つまりそれは普通は売れない商品です。そうした商品はどこに行っても見つからないことが多く、ネット通販で探す人が増えます。ロングテールの説明において、例としては必ずアマゾンが引き合いに出されます。皆さんも専門書などを近くの本屋では見つけられず、結局アマゾンで購入した経験は多いのではないでしょうか?

“ロングテール”つまり長い尻尾のように花形でない商品がネットでは売れやすいという現象は、誰もにチャンスを与えるかもしれない重要な考え方の一つとしてもてはやされているわけです。

しかしながら、とにかくあらゆる細かい商品を載せたからといってそれが皆さんの会社にとって喜ばしい結果を生むか?というと一概にそうとは言えません。安易な決断はひどい結果を招きますので、気をつけてください。こうした現象を感覚的に理解して成功してきたネットショップは数々あると思います。しかしそういう成功者は、きちんと“自社の強み”や“外部環境”をきっちりと把握した上でネットに展開していっているので成功しているのです。例えば競合が少いところで勝負したり、自社生産で在庫をおく必要がないもので勝負したり。

「ホームページをつくればすごいことになる」なんて思っている人はもうさすがにいないとは思いますが、このロングテールというコトバと世間の過度な盛り上がりによって、楽観的な考えがまた、芽生えてきていると感じます。

ubN}[Nɒlj
2006/9/15 金曜日

WEB2.0 CGMとは

先日のWeb2.0のお話の続きです。前回は基本的なことをお話しましたが、今日からは世間を飛び交っている用語に関する説明をしていきたいと思います。「参加する人によって生成さるメディア」と「参加型のシステム」という事を何回も言いましたが、これを明確に表した用語がCMGです。

CGM(シージーエム)
Consumer generated mediaつまり、消費者によって創造されるメディアのことです。Web2.0はもうこれがベースだと私は勝手に思っています。

ブログは爆発的に広がっているので誰もがご存知のことと思いますが、もちろん個人の単なる日記システムではありませんよね。それぞれの発言は様々な人やシステムとつながっていて、包括的に見ると強大なクチコミメディアといえる存在になってきています。

また、ミクシィなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)では、同じ興味を持つ人のつながりがどんどん生まれています。ハテナブックマークに代表されるようなソーシャルブックマークサービスなども、非常に影響力のあるメディアといえるようになって来ました。これらのメディアは私たちの欲求を非常にうまく解消してくれます。知りたかったことや探していたものをgoogleのような検索エンジンよりも、速く的確に教えてくれることもありますし、もしくはもっとすばらしいことに知らなかったこと、知るべきだった何か、に気付かせてくれます。

つまり消費者の集合体によって生み出されるメディアは、とにかくそのスピード、また嗜好者への伝播力の高さは凄まじいものがあります。またそのほかの特筆すべき特徴としては、CGMの生み出すコンテンツは多くの消費者のさまざまな主観・視点が反映されたコンテンツなので、信憑性が高いという事だと思います。良いことだけを謳った商品広告や製品情報サイトなどの一方的な押し付けの情報でないので、当然です。企業やサービス提供者としては慎重に付き合わなければいけません。

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2006/9/7 木曜日

web2.0って理解できてますか?

にわかにweb2.0というコトバだけが騒がれていますが、実際どういったことなのか?自分でも皆さんに聞かれてうまく伝えられず、悔しいなぁと思ったことが何度か続きました。

ムック本などが出てきたり、信憑性のある業界人の方の意見も先入観なく見ることが出来るようになって来ましたが、そうしたみなさんも一言でうまく伝えられるようなほど、web2.0=コレだ!とはいっていないようです。

それだけかかわり方も使われ方も進行の具合も浸透の具合もいろいろですから、当たり前のことではあるのですが。

ただ、一貫して言えるのが、「参加する人によって生成さるメディア」と「参加型のシステム」はそのベースに常にあると考えて間違いではないと思います。

私も「WEB2.0って何ですか?」と聞かれた場合、「多くの参加者がそれぞれの価値観をベースにした情報を少しずつ持ち寄ることで、強大且つ影響力の高い情報共有が行われて、どんどん加速度的に進んでいく、という事ですかね~。」と説明しています。やっぱりうまく説明できてませんよね…ナサケナイ。

あと企業さんの心配事は、「マイナスの表現されるのが…」とか、「結局信憑性ってどう?」みたいなことみたいですね。

前者に対する答えとしては、非常に怖い世界になっているとは思いますが、もちろんチャンスでもあります。付き合い方をどのように行えるかで強い見方になるのはずですから。一昔前には掲示板をサイトにつけるつけないでもめたりしたもんです。もしそのときに勇気を持ってやってみて、それがどう使えるかを真剣に考えていた人たちは今起こってきたことを的確に捉えられているはず。

後者については、企業側からの一方的な発信情報やいわゆる広告よりも、よっぽど信憑性は高いといわざるを得ないです。もちろん場合によってはそうでないものもあるでしょうが、全体俯瞰で見たら、確実にそうだと私は思います。「参加する人によって生成さるメディア」と「参加型のシステム」がベースにありますから、一つ一つの情報もそれぞれが密接にリンクしあって、自然とその価値をあげていくようにできています。レビューに対するレビューがあったり、ディスカッションがうまく展開される仕組みも手伝って、信憑性をどんどん高めていくわけです。

さて、一気にまた難しい話になってしまったので、次回は基本的な用語をもう一回おさらいしましょう。ウェブを方々回っても、専門用語が解らずでは、根底から理解することは難しくなってしまいますから…。

ubN}[Nɒlj